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頭痛が長引く危険サインと原因|病院受診の目安と対処法を詳しく解説

  • ストレス頭痛を和らげたい

「ストレスのせいだろう」と思って放置していた頭痛が、なかなか治まらない——。
実はその頭痛、ストレス以外の原因が関係している可能性もあります。
長く続く頭痛や薬が効かない頭痛の中には、医療機関で確認したほうがよい状態が含まれるため、受診の目安を知っておくことが大切です。

この記事では、ストレス頭痛が続くときに注意したいサインや、病院に行くタイミング、考えられる原因の種類を整理します。

長く続く場合は受診しよう

ストレスで頭痛が長く続く場合は医療機関を受診しましょう
頭痛には、ロキソプロフェンやイブプロフェンなどの成分が配合された市販の鎮痛剤が効果的な場合も少なくありません。
しかし、こうした鎮痛剤を長期間服用し続けることで、かえって頭痛が生じたり慢性化したりする危険があります。

月に15日以上頭痛が起こり、10日以上(単一成分の鎮痛剤の場合は月に15日以上)市販の鎮痛剤や処方薬を服用する状態が3カ月を超えても改善しない場合は「薬物乱用頭痛」と診断されます[1]。
「頭痛が続く → 鎮痛剤を飲む → さらに頭痛が続く」という流れになっている場合は、早めに医師へ相談することが大切です。

また、ストレスによる頭痛だと思っていても、実は何らかの疾患が原因で頭痛が起こる「二次性頭痛」の場合があります。
二次性頭痛は、くも膜下出血や脳梗塞など、緊急性が高い病気によって引き起こされることがあります。

突然これまでに経験したことのない激烈な頭痛に見舞われた場合や、発熱、意識の混濁、体の麻痺(まひ)、一つのものが二つに見える複視といった症状を伴った場合は、至急救急車を呼んで救急医療を受けてください

また二次性頭痛は、緊急性が高くない場合でも、脳腫瘍や髄膜炎、硬膜炎といった命の危険に直結する病気が原因の場合があります。

これ以外でも、副鼻腔炎や下垂体炎、低髄液圧症候群、睡眠時無呼吸症候群、緑内障、高血圧性脳症といった病気によって二次性頭痛が起こることがあります。
頭痛薬が効かない場合や、頭痛の頻度が増加傾向にある場合は、神経内科などでCT (コンピュータ断層撮影装置)、MRI(磁気共鳴画像診断装置)などの検査を受けましょう

また二次性頭痛は病気以外でも、スポーツや事故での頭部の外傷や一酸化炭素中毒などによっても起こることがあります。
頭痛が長く続く場合や、いつもと違うと感じた場合は医療機関を受診してください。

[1] 厚生労働省「重篤副作用疾患別対応マニュアル 頭痛

まとめ

ストレスによる頭痛と思い込んでいても、長く続く頭痛の中には病気が原因の「二次性頭痛」が隠れている場合があります。
自己判断で様子を見続けるのではなく、「受診の目安」を知ったうえで早めに医療機関へ相談することが重要です。

ポイントを整理すると以下の通りです。

症状・状況 考えられるリスク 対応の目安
鎮痛剤を月10日以上・3カ月以上使用 薬物乱用頭痛 医師の指導のもとで減薬・治療
激しい痛み・突然の発症 くも膜下出血・脳梗塞など 救急受診が必要
発熱・麻痺・視覚異常など伴う 二次性頭痛の可能性 早急に神経内科などを受診
頻度・強度が増す 慢性頭痛・疾患性の疑い MRI/CTなどで検査を受ける

頭痛の自己判断は危険です。
「いつもと違う」「薬が効かない」「続いている」と感じたら、早めに医師へ相談してください。

Q&A

Qストレス頭痛でも病院に行ったほうがいいですか?
A頭痛が長く続く、頻度が増える、薬が効かない場合は、ストレス以外の原因も考えられるため受診がすすめられます。
Q市販の頭痛薬を飲み続けると問題がありますか?
A月に10〜15日以上の使用が続くと、薬物乱用頭痛を引き起こし、かえって頭痛が悪化することがあります。
Qすぐに救急受診が必要な頭痛の特徴は?
A突然の激しい頭痛、発熱、意識障害、麻痺、視覚異常を伴う場合は、緊急性が高いため直ちに救急受診が必要です。
Qストレス以外で頭痛の原因になる病気には何がありますか?
Aくも膜下出血や脳梗塞、脳腫瘍、副鼻腔炎、睡眠時無呼吸症候群などが原因となることがあります。
Q頭痛が続く場合、どの診療科を受診すればよいですか?
A神経内科や脳神経外科が一般的で、必要に応じてCTやMRIなどの検査が行われます。

ストレス頭痛を和らげるための3ステップ

  1. STEP 1STEP 1まずは不安や課題に気づく
  2. STEP 2STEP 2解決方法を知る
  3. STEP 3STEP 3あなたに合う方法を選ぶ