【予算別】安いマットレスおすすめ10選！失敗しない選び方も解説

１．安いマットレスを選ぶ前にチェック！マットレスの種類と特徴

「安いマットレスにもいろいろな種類があるみたい……。違いは何だろう？」

「どのタイプのマットレスが自分に合うのかな？」

マットレスを購入するに当たり、このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

マットレスの種類は、コイル（ばね）を使用している「コイルマットレス」と、コイルを使用していない「ノンコイルマットレス」に大別されます。

またそれぞれの主な中材として、コイルマットレスには「ポケットコイル」「ボンネルコイル」が、ノンコイルマットレスには「ウレタン」「ファイバー」「ラテックス」があります。

以下にマットレスの種類と特徴をまとめました。

中材によってマットレスの「耐久年数」「かたさ」「体圧分散性」「反発力」「通気性」などが異なるので、ご自身の好みや条件に合ったものを選ぶことが大切ですよ。

この章では中材別に特徴を分かりやすく解説します。

ご自身に合ったものを絞り込むためのご参考にしてくださいね。

種類１　ポケットコイル

ポケットコイルは、ばね状に加工されたコイルを一つずつ筒状の袋に入れたものです。

ポケットコイルマットレスは、袋入りのコイルを敷き詰めてつくられていて、コイルの数が少ないとやわらかめの寝心地に、多いとかための寝心地になるとされています。

独立したコイルが体を点で支えるため寝ているときにフィット感があり、横揺れしにくくきしみ音が出づらいので、2人以上で使う場合にも快適に寝られますよ。

さらに他の中材に比べて耐久性が高い点も魅力といえるでしょう。

なおコイルマットレスの耐久性は、コイルの品質や詰め物の密度などによって変わるとされています。

コイルの材質は「SWRH82B-C種」などと記載され、「SWRH」がばねの種類、「82」が炭素の含有量、「B」がマンガンの含有量、「C種」がばねの引っ張り強度を表しています。

10年前後の耐久年数を求める方は、SWRH（硬鋼線）で炭素の含有量が80以上のものか、SWRS（ピアノ線）のものを選ぶのがおすすめですよ。

ただしポケットコイルは一つ一つが袋に入っているため、ボンネルコイルに比べると通気性がやや劣る点がデメリットといえます。

またコイルの数が多い構造のため、ボンネルコイルよりも価格が高めな点にも注意しましょう。

種類２　ボンネルコイル

ボンネルコイルは、らせん状に巻かれたコイルを連結し一つにまとめたものです。

ボンネルコイルマットレスは体を面でしっかりと支えるため、体が沈み込み過ぎない点が特長です。

寝心地はかためで、畳の上に敷布団を敷いたような感じに近いといえるでしょう。

また反発力が強く、寝返りを打ちやすい点も魅力といえます。

さらにコイルが布に包まれていないため湿気がこもりにくかったり、ポケットコイルよりも比較的安い料金で手に入ったりするところもうれしいポイントですよ。

ただしコイル同士が独立せずにつながっているので、寝返りを打った際に横揺れしたり、きしむ音が出たりしやすい点に注意しましょう。

種類３　ウレタン

ウレタンは、ポリウレタンを発泡させて化学反応で固めた素材です。

ウレタンは加工がしやすく、かたさや反発力を自由に調整できる点が特長です。

さまざまなメーカーが工夫を凝らし、寝心地が良く寝返りを打ちやすいマットレスをつくっていますよ。

また一般的なウレタンマットレスは中材がウレタンのみであり、高品質な製品でもコイルマットレスより比較的手頃な価格で購入しやすい点も魅力です。

ただし内部が空洞になっているコイルマットレスに比べると、通気性や耐久性が劣る製品が多い点に注意しましょう。

なおウレタンマットレスのかたさは、ニュートン（N）という数値でチェックすることが可能です。

日本産業規格（JIS）では75ニュートン未満はやわらかめ、75ニュートン以上110ニュートン未満は普通、110ニュートン以上はかためと定義されています。

しかし同じウレタンマットレスでも、メーカーによってかたさの基準が異なる場合があるので、どのかたさを選べば良いのか分からない方は体重別で決めるのも一つの手です。

体重別におすすめのニュートン数の目安を以下の表にまとめたので、ご参考にしてくださいね。

体重	おすすめのニュートン数の目安
50kg以下	100ニュートン前後
51～80kg	150ニュートン前後
81～100kg	180ニュートン前後
101kg以上	200ニュートン以上

またウレタンマットレスの密度は「D（デンシティ）」という単位で表されます。

数値が高いほどウレタンがしっかり詰まっていて、へたりにくいといえますよ。

種類４　ファイバー

ファイバーはポリエチレン樹脂を編み込むように固めた素材です。

ファイバーマットレスの大きな特長は通気性に優れている点です。

夏でも蒸れずに心地良く眠ることができますが、冬にマットレス単体で使用すると寒さを感じやすいので気を付けてくださいね。

また水で丸洗いすることが可能なため、マットレスを清潔に使用できる点も魅力といえます。

さらに反発力が強く、寝返りを打ちやすい点もポイントです。

ただしファイバーマットレスは体を点ではなく面で支えることから、体圧分散性が低めな点に注意しましょう。

種類５　ラテックス

ラテックスはゴムの木の樹液を原料としてつくられた素材です。

ラテックスマットレスは、やわらかさと弾力性を兼ね備え、体にフィットしやすい点が特長です。

体圧を適度に分散してくれるので、体への負担を軽減し快適に寝られますよ。

また自然から生まれた素材のため、環境に優しい点も魅力といえます。

ただし他の素材のマットレスより価格が高めな点や通気性がやや悪い点、ゴムアレルギーの方は使用できない点に注意しましょう。

２．失敗したくない方必見！安いマットレスの選び方

「安いマットレスを購入したいけれど、失敗はしたくない……」

「安くて良質なマットレスを選ぶには、どんなポイントに着目すれば良いんだろう？」

せっかく安くマットレスを手に入れても、すぐに壊れたり体に合わなかったりして買い替えることになっては残念ですよね。

安くても満足できるマットレスを見つけるには、中材やかたさ、反発力などを比較して選ぶのが重要です。

高品質になるほどマットレスの価格も高くなる傾向にありますが、高価なマットレスが必ずしもご自身の体に合うとは限らないため注意しましょう。

そこでこの章では、安いマットレスの失敗しない選び方について解説します。

以下の七つのポイントを押さえて選べば、ご自身の予算内でコストパフォーマンスの良い製品が見つかりますよ。

選び方１　体型や寝心地の好みに合った中材か

安いマットレスを選ぶ際には、ご自身の体型や寝心地の好みに合った中材を使用しているかどうかが重要です。

本記事でご紹介している比較的価格の安いマットレスでは、主にポケットコイル、ボンネルコイル、低反発ウレタン、高反発ウレタン、ファイバーの中材が使用されています。

それぞれの中材の特徴を以下の表にまとめました。

※横にスクロールできます

使用する方の体型や寝心地の好みによって、適した中材は異なります。

例えば体にフィットする寝心地を好む方にはポケットコイルが、体格の良い方にはボンネルコイルがおすすめです。

また小柄な方には低反発ウレタン、強めの反発力を好む方には高反発ウレタン、衛生的に使用したい方にはファイバーが合っているといえますよ。

ご自身の条件と照らし合わせて中材を選択してくださいね。

選び方２　理想の寝姿勢をキープできるかたさか

安いマットレスを選ぶ際には、理想の寝姿勢をキープできるかたさかどうかもチェックしましょう。

やわらか過ぎるマットレスやかた過ぎるマットレスを使用すると、きちんとした寝姿勢が取れず、熟睡できないばかりか腰痛を引き起こす可能性もあるため注意が必要です。

以下はマットレスのかたさとそれぞれの寝姿勢のイメージを示したものです。

例えばあおむけで寝る際、背骨の曲がり幅が2～3cm程度、立っているときに比べると半分くらい曲がっている状態が体に最も負担がかからない姿勢だといわれています。

適切なかたさのマットレスを選んで理想の寝姿勢で寝れば、体にかかる負担を減らしてしっかりと体を休ませることができるでしょう。

ただし普段やわらかめのマットレスで寝ている方が急にかためのマットレスを使用すると寝心地の悪さを感じる可能性があるため注意が必要です。

ご自身の好みのかたさを考慮して選ぶことも大切ですよ。

選び方３　適度な反発力か

適度な反発力かどうかも、安いマットレスを選ぶ際のポイントです。

基本的にマットレスの反発力が強くなればなるほど体を押し返す力も強くなるため、楽に寝返りを打つことができるとされています。

体重が重めの方が反発力の弱いマットレスを使用すると、体が沈み込んで寝返りを打ちにくくなるケースがあるため注意が必要です。

体の沈み込みの具合は使用する方の体重によって変わってくるため、しっかり確認して選ぶことが大切ですよ。

とはいえ反発力が弱めで体にフィットしやすいマットレスが好みの方もいらっしゃいますよね。

製品によっては反発力がありつつ、フィット感があるものもあります。

本記事でご紹介しているリーズナブルかつ高品質な製品のなかで、高反発ウレタンのかたさを選べる高反発マットレス モットンや、低反発と高反発、それぞれの特長を活かした独自素材を使用している優反発シリーズ 三つ折りタイプは、フィット感を重視する方におすすめですよ。

選び方４　底付きしない厚さか

「底付き」しない厚さかどうかも安いマットレスを選ぶ上で大切なポイントです。

マットレスが薄過ぎると底付きを感じやすく、休息するどころか体を痛めてしまう可能性があるため注意が必要です。

以下の表にマットレスの厚さと特徴をまとめました。

※横にスクロールできます

一般的にマットレスを単体で使用する場合、約7cmの厚さは必要だとされています。

底付きがないものを選ぶなら、コイルマットレスでは20cm程度、ウレタンマットレスでは10cm程度の厚さがある製品がおすすめですよ。

ただしこれはあくまで目安であり、体重や寝姿勢などによって体の沈み込み具合が変わるため、ご自身にとって十分な厚さがあるかどうかをチェックしておくと良いでしょう。

なおマットレスが分厚くなるほど、価格も高くなる傾向にあります。

ご自身の好みの厚さと価格のバランスを確かめて選ぶのがポイントですよ。

選び方５　体の横幅＋30cm以上のサイズか

安いマットレスを購入する際には、体の横幅プラス30cm以上の幅がある製品を選びましょう。

左右どちらに寝返りを打ってもマットレスから落ちる心配がなく、安心して寝ることができますよ。

使用する人の体格や使用する人数などによっても適切なサイズは変わるので、窮屈さを感じずに寝られるものを選ぶと安心です。

以下に一般的なマットレスのサイズと使用例をまとめたので、ご参考にしてみてくださいね。

お子さまや小柄な人が1人で寝るならセミシングルサイズでも問題ないといえますが、ゆったりと眠りたい方にはシングルサイズ以上がおすすめです。

また体格の良い人が広々と寝る場合や大人が2人で寝る場合には、ダブルサイズ以上のマットレスを選ぶと良いでしょう。

ただしマットレスのサイズが大きくなればなるほど価格が高くなり、移動させるのも大変になります。

大きなサイズのマットレスを選ぶ場合には、ご自身の予算内であること、玄関や部屋などからスムーズに搬入できることも忘れずにチェックしておきましょう。

選び方６　収納したいなら折りたたみができるか

使わないときに収納したい方には、折りたたみができるマットレスがおすすめです。

折りたたんで押し入れやクローゼットなどに収納できれば、部屋を広く使うことができますよ。

また折りたたみマットレスは持ち運びしやすいので、部屋の模様替えや引っ越しなどの際にも負担が少なく済みます。

車中泊やキャンプで使用したい方にもぴったりでしょう。

さらに折り目を使って自立させれば、湿気を逃がすための陰干しの作業も楽に行えます。

なお本記事でご紹介しているアイリスオーヤマの高反発三つ折りマットレスや MLILYの優反発シリーズ 三つ折りタイプのように、折りたたみマットレスには比較的手頃な価格で購入できる製品が多々あります。

ご自身に合った使い勝手の良いものを選んでくださいね。

ただし折りたたみマットレスには、「折り目の部分に隙間ができて就寝中気になってしまう」「薄めのマットレスが多く底付きを感じる場合がある」などのデメリットもあります。

折り目が気になる場合には伸縮性の少ないカバーを使用する、底付きを感じないようしっかりとした厚さのものを選ぶなどの対策を講じることで、快適に眠ることができますよ。

選び方７　返品保証があるか

安いマットレスがご自身に合うかどうか心配な方は、「返品保証」がある製品を選びましょう。

マットレスのなかには、保証期間内に自分の体に合わないと感じたら、返品手続きを行うことで返金してもらうことができる返品保証付きの製品があります。

実店舗でマットレスの寝心地を確かめる際、数分しか横になることができないため、自分の体に合っているかどうかを正確に判断するのは難しいものですよね。

しかし返品保証付きのマットレスであれば、自宅で一定期間しっかりと寝心地を確かめることが可能ですよ。

ただし返品保証付きのマットレスを購入する場合、メーカーによっては「返品時に送料が発生する」「公式サイト以外から購入すると返品できない」などの点に注意してくださいね。

マットレス選びに失敗したくない方には、返品保証付きのマットレスがおすすめですよ。

３．1万円以下の安いマットレスおすすめ3選

この章では、シングルサイズの価格が1万円以下のマットレスを3点ご紹介します。

各製品の情報を比較する場合は、以下の表をご参考にしてくださいね。

※横にスクロールできます

おすすめ１　アイリスオーヤマ　高反発三つ折りマットレス

種類	高反発ウレタン
中材	ウレタン
かたさ	かため（190ニュートン）
密度	-
厚さ	約10cm（カバーを含む）
サイズ展開	セミシングル、シングル、セミダブル、ダブル
価格（税込）	セミシングル：4,980円 シングル：5,980円 セミダブル：8,980円 ダブル：10,980円
重量	セミシングル：約4.5kg シングル：約6kg セミダブル：約7kg ダブル：約9kg

高反発三つ折りマットレスは、体をしっかりと支えてくれる、かための寝心地の高反発ウレタンマットレスです。

マットレスにかかる圧力をはね返す力が強いので、体が沈み込み過ぎず、楽に寝返りが打てるでしょう。

また高反発三つ折りマットレスは体圧分散性にも優れています。

負荷がかかりやすい部分をしっかりと支え、理想の「寝姿勢」に導いてくれますよ。

厚さが約10cmあり、床に直接敷いてもかたさを感じにくいのもうれしいポイントですね。

さらに高反発三つ折りマットレスは、使わないときは三つに折りたたんでコンパクトにすることが可能です。

押し入れなどに収納したい方や部屋のスペースを有効活用したい方にぴったりでしょう。

N字に置いて自立させることで、湿気対策が簡単に行えるのも魅力ですよ。

カバーは片面に春夏向けの蒸れにくいメッシュ素材、もう片面に秋冬向けのやわらかいシンカーパイル素材を使用したリバーシブル仕様です。

季節に合わせて裏表を使い分けることで、四季を通して快適に眠れるでしょう。

なおカバーは取り外して洗うことができるので、マットレスを清潔に保ちたい方にもおすすめですよ。

なお基本的に送料は無料ですが、沖縄や離島に配送する場合には別途料金がかかる点に注意してくださいね。

コイルの数	-
コイルの材質	-
手入れの方法	・カバーは取り外して洗濯することが可能
防ダニ加工	-
抗菌加工	○（カバーのみ）
防臭加工	○（カバーのみ）
送料	無料 ※沖縄・離島の場合、別途送料がかかる
保証期間	-
返品保証期間	-

おすすめ２　タンスのゲン　「純」高反発マットレス

種類	高反発ウレタン
中材	高反発ウレタン
かたさ	かため（190ニュートン）
密度	25D
厚さ	10cm
サイズ展開	セミシングル、シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キング
価格（税込）	セミシングル：4,999円 シングル：5,999円 セミダブル：8,999円 ダブル：10,999円 クイーン：11,999円 キング：13,999円
重量	セミシングル：約4.7kg シングル：約6kg セミダブル：約7.5kg ダブル：約8.5kg クイーン：約9.3kg キング：約10.6kg

「純」高反発マットレスは、優れた体圧分散性で体をバランス良く支えてくれる高反発ウレタンマットレスです。

使用されているウレタンはかための190ニュートンで、体格の良い方やしっかりとした寝心地を好む方におすすめですよ。

またウレタンの「反発弾性率」は約40％あります。

マットレスに横になったとき体が沈み込み過ぎず、適度な反発力がスムーズな寝返りをサポートしてくれますよ。

さらに厚さが10cmあり、床に直接敷いても底付きを感じることなく快適に眠れる点も魅力です。

「純」高反発マットレスは収納や手入れに便利な三つ折りタイプです。

使わないときは折りたたんで収納ができたり、折り目を利用して立てて置くことで湿気対策を簡単に行えたりするのはうれしいポイントですよね。

なお送料は無料ですが、北海道、沖縄、離島へ配送する場合には別途料金が必要なため、該当する地域にお住まいの方は注意してくださいね。

「純」高反発マットレスには1年間の保証が付いています。

いつもどおりに使用して不具合が起こった場合、修理または交換してくれるため、万一のときも安心ですよ。

コイルの数	-
コイルの材質	-
手入れの方法	・カバーはマットレスから取り外して洗うことが可能
防ダニ加工	-
抗菌加工	-
防臭加工	-
送料	無料 ※北海道・沖縄・離島の場合、別途送料がかかる
保証期間	1年間
返品保証期間	-

おすすめ３　アイリスオーヤマ　圧縮ロールボンネルコイルマットレス

種類	ボンネルコイル
中材	ボンネルコイル、ウレタン、樹脂綿、フェルト
かたさ	かため
密度	-
厚さ	約16.5cm
サイズ展開	セミシングル、シングル、セミダブル、ダブル
価格（税込）	セミシングル：6,980円 シングル：7,980円 セミダブル：10,980円 ダブル：14,800円
重量	セミシングル：- シングル：約16.5kg セミダブル：約19.5kg ダブル：約22kg

圧縮ロールボンネルコイルマットレスは、強度と耐久性に優れた高品質なコイルを使用したマットレスです。

安くて長持ちするマットレスが欲しい方におすすめですよ。

また、かための寝心地のため、普段床に敷布団を敷いて寝ている方にもぴったりでしょう。

圧縮ロールボンネルコイルマットレスの表面の生地には、ふんわりとやわらかなキルティング素材が使用されています。

厚さもしっかりあるので、コイルのかたさを感じずに心地良く眠ることができますよ。

さらに圧縮ロールボンネルコイルマットレスは通気性の良さも魅力です。

マットレス内部は空気が通りやすくなっていることから、蒸れにくく快適な睡眠環境を保ってくれるでしょう。

圧縮ロールボンネルコイルマットレスは沖縄や離島を除き、全国どこでも送料無料で届けてもらえます。

なおコンパクトに圧縮された状態で届くので、搬入の際、部屋に運びやすいのもうれしいポイントですね。

コイルの数	シングル：352個 セミダブル：416個 ダブル：480個
コイルの材質	-
手入れの方法	・3カ月に1度の頻度でマットレスの上下を入れ替え回転させることを推奨
防ダニ加工	-
抗菌加工	-
防臭加工	-
送料	無料 ※沖縄・離島の場合、別途送料がかかる
保証期間	-
返品保証期間	-

４．2万円以下の安いマットレスおすすめ3選

この章では、シングルサイズの価格が2万円以下のマットレスを3点ご紹介します。

各製品の情報を比較する場合は、以下の表をご参考にしてくださいね。

※横にスクロールできます

おすすめ１　GOKUMIN　プレミアムボンネルコイルマットレス ～ストレート～

種類	ボンネルコイル
中材	ボンネルコイル、高反発ウレタン
かたさ	ややかため（180ニュートン）
密度	30D
厚さ	15cm
サイズ展開	シングル、セミダブル
価格（税込）	シングル：18,998円 セミダブル：22,998円
重量	シングル：約15kg セミダブル：約18.6kg

プレミアムボンネルコイルマットレス ～ストレート～は、高密度のボンネルコイルと高品質のウレタンを組み合わせた、ややかための寝心地のマットレスです。

たくさんのボンネルコイルが体全体を面でしっかり支えてくれるため、腰など体の一部が過度に沈み込むのを防ぎ、理想の寝姿勢をかなえてくれます。

またクッション材としてぜいたくに使用されているのは、180ニュートン・30Dで品質の良い高反発ウレタンです。

コイルを背中に感じることなく、心地良く眠ることができるでしょう。

もともと通気性の良いボンネルコイルでありながら、マットレスの側面を全てエアメッシュにして湿気を放出しやすい工夫が施されている点も魅力です。

ただしサイズの種類はシングルとセミダブルのみで、沖縄・離島には配送できない点には注意しましょう。

プレミアムボンネルコイルマットレス ～ストレート～には8年間の品質保証が付いています。

初期不良はもちろん、正常に使用して不具合が生じた場合も保証してもらえるので、安心して使用できますよ。

コイルの数	シングル：352個 セミダブル：448個
コイルの材質	SWRH70B-C種
手入れの方法	-
防ダニ加工	-
抗菌加工	○
防臭加工	○
送料	無料 ※沖縄・離島へは配送不可
保証期間	8年間
返品保証期間	-

おすすめ２　GOKUMIN　プレミアムハイブリッドマットレス

種類	低反発ウレタン／高反発ウレタン
中材	低反発ウレタン、高反発ウレタン
かたさ	やわらかめ、ややかため（180ニュートン） ※2層構造でかたさを入れ替えることが可能
密度	低反発ウレタン：42D 高反発ウレタン：34D
厚さ	約6cm
サイズ展開	スリム幅80cm、シングル、セミダブル、ダブル
価格（税込）	スリム幅80cm：14,998円 シングル：15,998円 セミダブル：16,998円 ダブル：17,998円
重量	スリム幅80cm：約4kg シングル：約4.7kg セミダブル：約5.8kg ダブル：約6.3kg

プレミアムハイブリッドマットレスは、高反発ウレタンと低反発ウレタンが2層構造になっている三つ折りマットレスです。

頭、脚、腰の三つのブロックに分かれていて、それぞれで高反発と低反発を選択できるようになっています。

高反発ウレタンはややかための180ニュートンで寝返りを打ちやすい他、体圧分散性にも優れていて体に負担をかけず眠れる点が特長です。

低反発ウレタンは、体の凹凸にフィットして包み込むような寝心地をかなえてくれますよ。

「やわらかい寝心地が好みだけど、腰の部分はしっかり支えてほしい」という方は、腰の中央部分だけを高反発にするなど、ご自身の好みに合わせてカスタマイズできるのはうれしいポイントですね。

ただし品質を保つのが難しいことから、全国の離島や沖縄には配送できない点に注意が必要です。

またプレミアムハイブリッドマットレスは厚さが約6cmとやや薄めです。

1枚で使用する場合、人によっては底付きを感じる可能性がある点にも気を付けましょう。

小柄な方や他のマットレスの上に重ねて使いたい方などに向いているといえますよ。

さらに軽量でコンパクトになり持ち運びやすいことから、来客用や車中泊で使用したい方にもぴったりですよ。

コイルの数	-
コイルの材質	-
手入れの方法	・定期的に中材をローテーションすることを推奨
防ダニ加工	-
抗菌加工	○
防臭加工	○
送料	無料 ※沖縄・離島の場合、配送不可
保証期間	1年間
返品保証期間	-

おすすめ３　neruco　高密度ポケットコイルマットレス

種類	ポケットコイル
中材	ポケットコイル、ウレタン、白色ピュアフェルト、不織布
かたさ	かため
密度	-
厚さ	20cm
サイズ展開	レギュラータイプ：セミシングル、シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キング ※レギュラータイプの他に、ショートタイプ（セミシングル、シングル）、ロングタイプ（シングル、セミダブル、ダブル）もあり
価格（税込）	セミシングル：11,490円 シングル：12,990円 セミダブル：16,990円 ダブル：18,490円 クイーン：20,990円 キング：23,990円 ※レギュラータイプの場合
重量	セミシングル：約15.8kg シングル：約19.8kg セミダブル：約24.2kg ダブル：約26.5kg クイーン：約31kg キング：約35.5kg ※レギュラータイプの場合

高密度ポケットコイルマットレスは、日本人の体格や日本の環境を考慮してつくられたマットレスです。

弾力性と耐久性の高いコイルが高密度に配置され、体のラインに沿って細かくフィットし、しっかりサポートしてくれます。

安価でありながら、ホテルのマットレスのような上質でやわらかな寝心地が得られるでしょう。

また高密度ポケットコイルマットレスはサイズの種類が豊富な点も魅力です。

マットレスの一般的な長さである195cmのレギュラータイプには、セミシングル、シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キングの6種類がそろっています。

ご自身の体格や部屋の広さにぴったりなサイズが見つかりやすいといえますよ。

ただし沖縄本島への配送は別途送料がかかる点や、離島には配送ができない点には注意しましょう。

なお高密度ポケットコイルマットレスは5年間の保証付きです。

5年以内に不具合が起こった場合は、無償修理または交換をしてくれますよ。

コイルの数	セミシングル：403個 シングル：512個 セミダブル：640個 ダブル：682個 クイーン：806個 キング：896個 ※レギュラータイプの場合
コイルの材質	-
手入れの方法	-
防ダニ加工	○
抗菌加工	○
防臭加工	○
送料	無料 ※沖縄本島の場合、別途送料がかかる。離島は配送不可
保証期間	5年間
返品保証期間	-

５．5万円以下の安いマットレスおすすめ4選

この章では、シングルサイズの価格が5万円以下のマットレスを4点ご紹介します。

各製品の情報を比較する場合は、以下の表をご参考にしてくださいね。

※横にスクロールできます

おすすめ１　モットンジャパン　高反発マットレス モットン

種類	高反発ウレタン
中材	ウレタン
かたさ	ソフト（140ニュートン） レギュラー（170ニュートン） ハード（280ニュートン）
密度	30D
厚さ	10cm
サイズ展開	シングル、セミダブル、ダブル
価格（税込）	シングル：39,800円 セミダブル：49,800円 ダブル：59,800円
重量	シングル：約7.5kg セミダブル：約9kg ダブル：約10.7kg

高反発マットレス モットンは日本人の体型に合わせて設計されたウレタンマットレスです。

高反発マットレス モットンは日本人の体型に合わせて設計されたウレタンマットレスには、モットンジャパンが独自に開発した次世代高反発ウレタンフォーム「ナノスリー」が使用されています。

体圧分散性に優れていて、胸や腰への負担を可能な限り軽減してくれる点や、しっかりとした反発力があり、自然な寝返りをサポートしてくれる点が大きな魅力です。

また高反発マットレス モットンは日本人の体型に合わせて設計されたウレタンマットレスには「ソフト（140ニュートン）」「レギュラー（170ニュートン）」「ハード（280ニュートン）」のかたさが用意されています。

ご自身の体重や好みの寝心地に合わせて選ぶことができますよ。

公式サイトでは45kg以下の方にはソフト、46～80kgの方にはレギュラー、81kg以上の方にはハードが推奨されているので、ご参考にしてくださいね。

さらに高反発マットレス モットンは日本人の体型に合わせて設計されたウレタンマットレスは二つ折りや三つ折りにして、付属のゴムバンドでまとめることも可能です。

コンパクトになるため、押し入れなどに収納したい方にもぴったりですよ。

ただし一般的な折りたたみマットレスのようなつなぎ目はなく、きれいにたためない点には注意しましょう。

なお公式サイトからの注文に限り、90日間の返品保証と104日間の交換保証が付いてきます。

ご自身の体に合っているかどうかを自宅でじっくりと確かめることができるので、マットレス選びで失敗したくない方にうってつけですよ。

コイルの数	-
コイルの材質	-
手入れの方法	・定期的に風通しの良い場所でマットレスを立てかけて陰干しすることを推奨 ・汚れがある場合は、水に浸した布などで優しく拭くことを推奨 ・専用カバーはマットレスから取り外して洗濯可能
防ダニ加工	-
抗菌加工	-
防臭加工	-
送料	無料
保証期間	-
返品保証期間	90日間 ※保証対象は公式サイト・電話での注文のみ。サイズやかたさが合わない場合、商品到着後から104日以内に交換が可能

おすすめ２　アイリスオーヤマ　エアリー ハイブリッドマットレス

種類	高反発ファイバー／高反発ウレタン
中材	エアロキューブ／ムマック（高反発ウレタン）
かたさ	-
密度	-
厚さ	9cm
サイズ展開	シングル、セミダブル、ダブル
価格（税込）	シングル：24,800円 セミダブル：34,800円 ダブル：44,800円
重量	シングル：5.9kg セミダブル：7.4kg ダブル：8.3kg

エアリー ハイブリッドマットレスは、独自のファイバー素材「エアロキューブ」と、通気性を高める加工が施されたウレタンの2層構造のマットレスです。

3次元スプリング構造の優れた反発力を持つエアロキューブに、体を点で支えるように表面に凹凸を付けたウレタンを組み合わせることで、より高い体圧分散性をかなえている点が特長です。

また、しっかりと体を支えたい方はエアロキューブの面を、ふんわりとした寝心地が好みの方はウレタンの面を上にするなど、ご自身の好みに合わせてかたさを選べる点も魅力といえます。

さらにエアリー ハイブリッドマットレスはマットレスの中材を洗濯することが可能です。

エアロキューブはシャワーで水洗い、ウレタンは軽く押し洗いできることから、衛生的に使用したい方にぴったりですよ。

さらに三つに折りたたむこともできるので、使わないときは収納して部屋を有効活用したい方にも向いているでしょう。

ただしエアリー ハイブリッドマットレスには保証期間や返品保証が付きません。

使用中に不具合が発生しても交換できない点や、寝心地を自宅でじっくり確かめられない点には注意してくださいね。

コイルの数	-
コイルの材質	-
手入れの方法	・マットレス本体を水洗い可能 ※エアロキューブはシャワーで水洗い、ウレタン（ムマック）は軽く押し洗い ・風通しの良い場所で乾燥させる ・カバーはマットレスから取り外して手洗い可能
防ダニ加工	-
抗菌加工	○
防臭加工	○
送料	無料 ※沖縄・離島の場合、別途送料がかかる
保証期間	-
返品保証期間	-

おすすめ３　MLILY　優反発シリーズ 三つ折りタイプ

種類	低反発ウレタン／高反発ウレタン
中材	優反発、高反発ウレタン
かたさ	普通
密度	-
厚さ	8cm
サイズ展開	セミシングル、シングル、セミダブル、ダブル
価格（税込）	セミシングル：29,980円 シングル：32,980円 セミダブル：39,980円 ダブル：47,980円
重量	セミシングル：約5.4kg シングル：約6kg セミダブル：約8kg ダブル：約10kg

優反発シリーズ 三つ折りタイプは、体を優しく包み込むような寝心地を得られるウレタンマットレスです。

優反発シリーズ 三つ折りタイプには、やわらかく体にフィットする低反発と、しっかり体を支える高反発のそれぞれの良いところを組み合わせた独自素材の「スマートフォーム（優反発）」が採用されています。

体の部位の大きさや重さに合わせて反発力が変化するため、どのような体型の方であっても理想的な寝姿勢がかなうでしょう。

また寝返りもサポートしてくれるので、肩や腰への負担が和らぐことも期待できますよ。

さらに優反発シリーズ 三つ折りタイプは三つに折りたたんでコンパクトにすることが可能です。

押し入れなどに収納したり持ち運びしたりして扱いやすい点も魅力ですね。

ただし厚さが8cmとやや薄いことから、1枚で使用する場合、人によっては底付きを感じる可能性がある点や、沖縄や一部の離島に配送する場合は送料がかかる点に注意しましょう。

優反発シリーズ 三つ折りタイプには3年間の保証が付いています。

いつもどおりに使用して、へたりが生じたら新しいものと交換してくれるので安心ですよ。

コイルの数	-
コイルの材質	-
手入れの方法	-
防ダニ加工	-
抗菌加工	-
防臭加工	-
送料	無料 ※沖縄・一部の離島の場合、別途送料がかかる
保証期間	3年間
返品保証期間	-

おすすめ４　源ベッド　咲夜レアルマットレス

種類	ポケットコイル
中材	ポケットコイル、ウレタン、不織布、防ダニ抗菌綿
かたさ	フィット：やわらかめ ジャスト：普通 キープ：かため
密度	-
厚さ	26cm
サイズ展開	シングル、セミダブル、ダブル、ワイドダブル、クイーン
価格（税込）	シングル：44,990円 セミダブル：54,990円 ダブル：64,990円 ワイドダブル：74,990円 クイーン：84,990円
重量	シングル：フィット27kg・ジャスト29kg・キープ34kg セミダブル：フィット33kg・ジャスト35kg・キープ40kg ダブル：フィット39kg・ジャスト41kg・キープ48kg ワイドダブル：フィット42kg・ジャスト44kg・キープ52kg クイーン：フィット45kg・ジャスト47kg・キープ56kg

咲夜レアルマットレスは、高級ホテルでも使用されている日本最高クラスの高品質なコイルを使用しているのが特長のマットレスです。

反発力や耐久性、強度に優れたコイルが、かた過ぎず沈み込み過ぎない弾力でフィット感のある寝心地を与えてくれるでしょう。

クッションが滑らかで、肩や腰をしっかり支えてくれるため、あおむけでも横向きでも心地良く眠ることができますよ。

また咲夜レアルマットレスには、程良くやわらかい「フィット」、かた過ぎずやわらか過ぎない「ジャスト」、かための「キープ」のかたさが用意してあります。

ご自身の体型や好みの寝心地に合わせて選べるのはうれしいポイントですね。

厚さが26cmと、コイルマットレスとして十分なボリュームがある点も魅力です。

さらに咲夜レアルマットレスは表と裏が同じ仕様になっています。

定期的に表裏、上下をローテーションして使用すれば、へたりの防止になりますよ。

なお通常送料はかかりませんが、北海道、沖縄、各県の山間部、離島に配送する場合は別途料金がかかるので注意しましょう。

咲夜レアルマットレスには品質と耐久性を約束する保証が付いています。

他の店舗で購入した場合の保証期間は3年間ですが、源ベッドの公式サイトで購入すると5年間なのでお得ですよ。

コイルの数	シングル：フィット・ジャスト465個、キープ504個 セミダブル：フィット・ジャスト589個、キープ644個 ダブル：フィット・ジャスト682個、キープ756個 ワイドダブル：フィット・ジャスト744個、キープ812個 クイーン：フィット・ジャスト806個、キープ868個
コイルの材質	SWRH82B-C種
手入れの方法	・3カ月に1回の頻度で、マットレスをローテーションすることを推奨
防ダニ加工	○
抗菌加工	○
防臭加工	○
送料	無料 ※北海道・沖縄・離島・一部地域の場合、別途送料がかかる
保証期間	5年間 ※源ベッド本店で購入した場合
返品保証期間	-

６．安いマットレスを購入するときによくある疑問

「安いマットレスはどこで買うのがおすすめなんだろう？」

「マットレスに付いている機能にはどんな種類があるの？」

安いマットレスの購入を検討していて、このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

この章では、安いマットレスを購入するときによくある六つの疑問について解説します。

Ｑ１　安いマットレスはどこで買うのがおすすめ？

安いマットレスはメーカーの公式サイトやAmazon、楽天市場などのECサイトで購入するのがおすすめです。

メーカーのなかには、マットレスの品質を下げずにコストカットするため、実店舗を持たず、あえてインターネットのみで販売しているところがあります。

このようなメーカーであれば、高品質なマットレスをお手頃な価格で手に入れることが可能ですよ。

またWebサイトで購入すれば実店舗へ足を運ぶ必要がなくなり、時間や交通費も節約できる点も魅力です。

とはいえ「購入前に寝心地を試さないと不安……」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。

返品保証付きの製品なら、自宅で一定期間寝心地を試すことが可能です。

万一合わなければ返品や返金対応を受けられるため安心ですよ。

Ｑ２　マットレスの機能で注目すべきものは？

マットレスは理想の寝姿勢を保ち、心地良い眠りをサポートする役割を持つ寝具であることから、以下のようにさまざまな機能を備えています。

中材に体圧分散性や反発力を高める工夫を施したもの、通気性を高めるため側地にメッシュ生地を使用したもの、衛生的に使用できるよう抗菌・防臭、防ダニ機能を備えたものなど、マットレスによって付帯する機能は異なります。

なかにはGOKUMIN　プレミアムハイブリッドマットレスのように、「頭と足の部分は低反発、腰の部分は高反発」など、中材を入れ替えてご自身の好みの反発力にできる製品もありますよ。

ご自身のニーズに合った機能を持つ製品を選ぶことで、より快適にマットレスを使用できるでしょう。

Ｑ３　マットレスを買い替えるタイミングは？

マットレスが以下の状態になったら、買い替えを検討しましょう。

マットレスからきしみ音がするようになったら劣化のサインといえます。

コイルマットレスの場合、マットレスの外側は問題がなさそうでも、内側のスプリングの機能が低下している可能性がありますよ。

また、へたりもマットレスの寿命が近づいているサインです。

特に圧力がかかりやすい腰の部分はへたるのが早い傾向があります。

へたったマットレスを使い続けると、体が沈み込み過ぎて負担がかかり、肩こりや腰痛の原因となるリスクがあるため早めに買い替えることが大切ですよ。

さらにカビが生えた場合もマットレスを新しくするタイミングです。

カビが生えたマットレスを使うと、カビを吸い込んでしまい、アレルギーや喘息（ぜんそく）などの症状を引き起こす恐れがあります。

健康を保ち快適な睡眠を得るためにも、これらのサインを見逃さないようにしてくださいね。

Ｑ４　マットレスの処分方法は？

古いマットレスや寿命が来たマットレスを、どのように処分すれば良いのか分からなくて悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。

一般的なマットレスの処分方法を以下にまとめました。

マットレスは粗大ごみとして処分できます。

お住まいの自治体やコイルの有無などによって、処分にかかる費用や処分の方法が異なる点には注意しましょう。

またウレタンやファイバーなどのノンコイルマットレスであれば、ご自身で解体して普通ごみとして出すことも可能ですよ。

マットレスの運び出しなどを任せたい方には、廃品回収業者に依頼する方法がおすすめです。

ただし業者によっては費用が高くなる可能性があるため、2～3社ほどに見積もりを取り費用を比較して選ぶのが良いでしょう。

新しいマットレスに買い替えるのであれば、購入先で下取りを依頼するのも一つの手です。

新品を搬入するタイミングで使っていたマットレスを引き取ってもらえるため、マットレスを使用できない期間がなく、なおかつ運び出す手間もかかりません。

ただし購入先によっては下取りを行っていなかったり、費用が異なったりするので事前に確認しておきましょう。

なお処分するマットレスが高級ブランドのものや、きれいな状態のものであれば、リサイクルショップなどで買い取ってもらえるケースもありますよ。

マットレスを処分する際は、ご自身に合った方法を選んでくださいね。

Ｑ５　マットレスを長持ちさせる方法は？

マットレスを長持ちさせるには、定期的に手入れを行うことが大切です。

せっかく安くマットレスを購入しても、すぐに買い替えることになっては余計な費用がかかってしまいますよね。

定期的に手入れをして長く使用すれば、マットレスにかかるコストを抑えることができますよ。

カビやダニが繁殖しないように、2～3週間に1回を目安にマットレスを風通しの良い場所の壁に立てかけて通気しましょう。

寝汗などにより、マットレスにたまった湿気を放置しないようにすることが大切です。

扇風機やサーキュレーターを使って空気を循環させるのも有効ですよ。

また月1回程度の頻度でマットレス表面にたまったダニの死骸などのごみを掃除機で取り除きましょう。

特に頭の辺りや縫い目のくぼんだ部分には汚れがたまりやすいので、しっかりと掃除してくださいね。

さらにマットレスの向きを変えずに使い続けると同じ箇所に圧力がかかり、へたりを早めてしまうため、2～3カ月に1回の頻度でマットレスの向きをローテーションすることも重要です。

マットレスに直接寝ると寝汗や皮脂などの汚れが付着してダニを繁殖させる原因になるため、シーツや敷きパッドを使用し、1～2週間に1回を目安に洗濯すると良いでしょう。

Ｑ６　マットレスは直置きできる？

基本的にマットレスを床に直接置く「直置き」は避けた方が良いとされています。

これはマットレスと床との間に空気の通り道がなくなるため、湿気がたまってカビが発生しやすくなることや、床と寝床との距離が近くなりほこりなどを吸い込みやすくなることが理由です。

一方で直置きには「ベッドから落ちてけがをするリスクが減る」「ベッドフレームがない分圧迫感が減って部屋を広く見せられる」などのメリットもあります。

マットレスを床に直接置いて使用したい方は、直置きに向いている製品を選ぶことが大切です。

例えば通気性が良く湿気がたまりにくい工夫がされているもの、十分な厚さがあり床の冷たさを感じにくいものなどがおすすめですよ。

また軽量で扱いやすいものも直置きに適しています。

立てかけて通気させたり、ほこりを吸い込まないようこまめに部屋を掃除したりするなどの作業が楽に行えるでしょう。

さらにノンコイルマットレスであれば、内部にたまった湿気で、ばねがさびたり折れたりする心配がないためより安心といえます。

ただし直置きに適したマットレスを使用しているからといって、何も対策を講じなくて良いわけではありません。

直置きのデメリットを理解した上で、湿気対策や手入れをしっかり行うことが重要ですよ。

７．安いマットレスについてのまとめ

マットレスのなかには比較的安い価格で購入できる製品が多くあります。

しかし安さだけでマットレスを選んでは、購入後「体に合わない……」「すぐにへたってしまう」など後悔することになるかもしれません。

安いマットレスを選ぶ際は、以下の七つのポイントに注目しましょう。

中材やかたさ、反発力、厚さ、サイズなどを確認しながら選べば、安くてもご自身に合った寝心地の良い製品を見つけることができるでしょう。

どの製品が良いか分からない方は、本記事でご紹介した1万円以下、2万円以下、5万円以下の価格帯別のマットレスのなかから、ご自身の予算に合わせて選んでみてくださいね。

迷ってしまう方は、以下の三つのなかから選ぶのがおすすめですよ。

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