バスタイムを充実させる入浴剤おすすめ5選！選び方や注意点も解説

１．入浴剤を使うメリットとは

「入浴剤にはどんなメリットがあるんだろう？」

このように、入浴剤のメリットについて具体的に知りたいという方もいらっしゃいますよね。

そこでこの章では、入浴剤を使うことで得られるメリットを五つご紹介します。

メリット１　体が温まりやすくなる

入浴剤を使うメリットとして体が温まりやすくなるという点が挙げられます。

血行を促進する成分が含まれている入浴剤を使えば、ただお湯につかるよりも体の芯から温まることが可能です。

また「硫酸ナトリウム（ボウ硝）」や「硫酸マグネシウム」といったミネラルが配合されている入浴剤であれば、風呂上がりの湯冷めを防止する効果も期待できますよ。

メリット２　肩こりや冷え性を緩和してくれる

入浴剤には肩こりや冷え性を緩和してくれるというメリットもあります。

肩こりや冷え性はどちらも血行不良が原因で起こります。

入浴剤を使ってつらさを和らげたいという方は、炭酸ガスを発生させるものや薬用の植物を配合したものなど、血行を促進する成分が配合された入浴剤を使うのがおすすめですよ。

メリット３　肌を保湿してくれる

入浴剤によっては肌を保湿する効果も期待できます。

お湯につかると皮膚が水分を含むため潤っているように見えますが、実際は皮脂などが剝がれて肌の表面にバリアがない状態になっています。

入浴後にそのままにしておくと、皮膚から水分や脂質が抜け出て乾燥が進んでしまうため、入浴後は素早く保湿をしなくてはなりません。

しかし保湿成分や美容液成分が含まれている入浴剤を使用すれば、成分が角質層までしっかり入り込み肌を乾燥から守ってくれますよ。

メリット４　清浄効果を高めてくれる

清浄効果を高めてくれるというのも入浴剤のメリットとして挙げられます。

皮脂や汚れはお湯につかるだけでも落とせますが、「炭酸水素ナトリウム（重曹）」や「酵素」などが含まれた入浴剤を使用することで、さらに清浄効果を高めることができます。

特に酵素が含まれた入浴剤は、肌に無理な刺激を与えたくないという方におすすめです。

メリット５　色や香りでリラックスできる

色や香りでリラックスできるのも入浴剤の大きな魅力の一つです。

入浴剤のなかにはお湯の色を変えるものや香り付きのものがあり、心を落ち着かせたり、気分をリフレッシュさせたりする効果が期待できます。

その日の気分や体調に合わせて入浴剤を選ぶことでバスタイムをより充実させることができますよ。

２．入浴剤の選び方

「入浴剤の種類が多くて選び切れない……」

このように入浴剤選びで悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。

この章では、入浴剤の選び方を2ステップで分かりやすく解説します。

STEP１　目的に合わせて入浴剤の種類を選ぶ

まずはご自身の目的に合わせて入浴剤を選びましょう。

入浴剤は大きく「医薬部外品」「浴用化粧料」「入浴雑貨」の3種類に分けられます。

それぞれには以下のような特徴があります。

種類名	特徴
医薬部外品	・厚生労働省によって人の健康の維持・改善に効果や効能を持つことが認められている ・体や肌の健康の維持や改善に効果が期待できる ・「薬用」と記載されているケースもある
浴用化粧料	・美容目的で作られている ・肌を保湿する成分などが入っている ・湯触りや香りに力を入れているものが多い
入浴雑貨	・お湯の色や香りを楽しむことを目的としている ・見た目が凝っているものや、中におもちゃが入っているものなどもある ・プレゼントにもおすすめ

肩こりや皮膚トラブルなどの改善を目的とする方には医薬部外品、スキンケアが目的の方には浴用化粧料、お湯の色や香りを楽しみたい方やプレゼントが目的の方には入浴雑貨がおすすめですよ。

STEP２　効能・効果に注目して成分を選ぶ

入浴剤の種類を決めたら、効能・効果に注目して成分を選びましょう。

入浴剤に使用される成分は主に「無機塩類系」「炭酸ガス系」「生薬系」「酵素系」「スキンケア系」「クール系」の六つに分類され、それぞれ期待できる効果・効能が異なります。

以下は分類別の特徴と代表的な成分名をまとめた表です。

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温浴効果を高めたい場合には無機塩類系、疲労を回復したい場合には炭酸ガス系、体のさまざまな不調を緩和したい場合には生薬系がおすすめです。

その他、肌を清潔にしたい方は酵素系、肌を乾燥から守りたい方はスキンケア系、湯上がりを爽快にしたい方はクール系なども向いていますよ。

寒い日は無機塩類系、運動をした後など疲労がたまっているときは炭酸ガス系といったように、そのときの状況に合わせて使い分けるのも良いでしょう。

３．入浴剤おすすめ5選

「おすすめの入浴剤を知りたいな」

入浴剤と一口にいっても、さまざまな製品があるため、なかなか候補を絞り込めませんよね。

そこでこの章ではおすすめの入浴剤を5点厳選し、種類や成分といった基本的な情報をご紹介します。

それぞれを見比べて、ご自身に合った入浴剤を選びましょう。

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おすすめ１　花王　バブ メディキュア 柑橘の香り

参考価格（税込）	715円
種類	医薬部外品
成分	炭酸ガス系
形状	固形
容量	6錠（6回分）

バブ メディキュア 柑橘の香りは入浴剤の大手メーカーである花王が提供する医薬部外品の入浴剤です。

CMや広告などで「花王のバブ」を見聞きしたことがある方や、使用したことがある方も多いのではないでしょうか。

バブ メディキュア 柑橘の香りの大きな特長は、通常のバブシリーズよりも炭酸ガスの濃度と持続力が高いという点です。

高濃度の炭酸ガスにゆっくりつかることで温浴効果が高まり、疲労や肩こり、腰痛、冷え性を緩和してくれますよ。

また赤ちゃんや小さなお子さまと一緒に入浴するときにも使えます。

さらにバブ メディキュア 柑橘の香りには硫黄が含まれていないので、浴槽や風呂釜を傷める心配がありません。

ただし天然の大理石でできた浴槽では使用できないので注意してくださいね。

バブ メディキュア 柑橘の香りは高濃度の炭酸ガスが溶けたお湯にゆっくりつかりたい方におすすめです。

おすすめ２　第一三共ヘルスケア　ミノン薬用保湿入浴剤

参考価格（税込）	1,487円
種類	医薬部外品
成分	スキンケア系
形状	液体
容量	480mL（約12回分）

ミノン薬用保湿入浴剤は第一三共ヘルスケアが提供する、保湿力に特化した医薬部外品の入浴剤です。

入浴後に保湿剤を塗るのが面倒という方や、保湿剤だけでは物足りないという方におすすめです。

医薬部外品なので、肌荒れや湿疹といった肌トラブルの改善が期待できるという利点もあります。

さらに低刺激、弱酸性でアレルギーの原因となる物質も極力カットされています。

肌への負担を抑えられるのはうれしいポイントですね。

ただし油成分を多く含んでいるため、追いだきの使用は避けた方が良いでしょう。

ミノン薬用保湿入浴剤は肌に優しい入浴剤を探している方にぴったりの製品ですよ。

おすすめ３　バスクリン　大人のバスクリン 神秘の青いバラの香り

参考価格（税込）	687円
種類	浴用化粧料
成分	無機塩類系
形状	粉末
容量	600g（約30回分）

大人のバスクリン 神秘の青いバラの香りはバスクリンが提供する浴用化粧料の入浴剤です。

バスクリンの独自技術で作られた「アロマ粒エッセンス」がゆっくりとお湯に溶けるため、ぜいたくで華やかな香りが長続きします。

忙しい1日の終わりのバスタイムでゆっくりとリラックスしたいという方にぴったりですね。

また大人のバスクリン 神秘の青いバラの香りは600gと大容量でありながら、700円以下と非常にリーズナブルです。

600gで約30回分使用できるので、コスパに優れていますよ。

ただし大人のバスクリン 神秘の青いバラの香りは濁りタイプの入浴剤なので、木製の浴槽で使用すると成分が付着してしまう恐れがあります。

天然大理石の浴槽もシミになることがあるので避けた方が良いでしょう。

大人のバスクリン 神秘の青いバラの香りはコスパの良い入浴剤を探している方に向いているといえますね。

おすすめ４　アース製薬　BARTHタブレット入浴料ビューティー

参考価格（税込）	3,190円
種類	浴用化粧料
成分	炭酸ガス系
形状	固形
容量	30錠（10回分）

BARTHタブレット入浴料ビューティーはアース製薬が提供する浴用化粧料の入浴剤です。

「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」といった美容保湿成分も配合されているのが大きな特長です。

また独自の技術により、お湯を中性に保ち「重炭酸イオン」を長く溶け込ませることを可能としていて、肩こりや冷え性の改善、疲労回復などの効果が期待できます。

スキンケアしつつ、体の不調も改善できるのはうれしいポイントですよね。

BARTHタブレット入浴料ビューティーは無香料、無着色です。

香りの強い入浴剤が苦手な方や浴槽への色移りが気になる方におすすめですよ。

また入浴剤を使用した残り湯を、洗髪や洗顔などに気兼ねなく使いたい方にも向いています。

さらに地肌や髪の汚れを落としやすくしたり、髪がさらさらになったりする成分も含まれているため、ヘアケアに使うのもおすすめですよ。

ただし10回分の容量で3,000円以上と価格が高めな点には注意が必要です。

定期購入することで10％、続けることでさらに5％安くなるので、気になる方はチェックしてみましょう。

BARTHタブレット入浴料ビューティーは肌だけではなく髪もケアしたい方、無香料・無着色の入浴剤を使いたい方におすすめです。

おすすめ５　SHIGETA　インナーピース バスソルト

参考価格（税込）	4,290円
種類	入浴雑貨
成分	スキンケア系
形状	粒状
容量	150g×3個

SHIGETA　インナーピース バスソルトはSHIGETAが提供する海塩を主成分とした「バスソルト」です。

塩類が皮膚の表面のたんぱく質と結合し、熱の放散を防ぐ膜をつくるため、湯冷めを防止する効果が期待できますよ。

またSHIGETA　インナーピース バスソルトは「インナーサイレンス」「インナーハピネス」「インナーカレッジ」の三つの異なる香りがセットになった製品です。

甘い香りや爽やかな香りなど、そのときの気分に合わせて使い分けられますよ。

ただし価格が高めなので、安さを重視する方にはやや不向きといえます。

SHIGETA　インナーピース バスソルトは気分に合わせて香りを楽しみたい方におすすめです。

４．入浴剤を使用する際の注意点

「入浴剤を使うときに注意すべきことはあるのかな？」

入浴剤を使用するのなら注意点もしっかり把握しておきたいものですよね。

そこでこの章では、入浴剤を使用する際の注意点を四つ解説します。

注意点１　使用期限を守る

入浴剤は使用期限内に使いましょう。

使用期限が過ぎていると成分や香りなどの品質が低下し、本来の効果を実感できなくなる恐れがあります。

また開封後は徐々に品質が低下していくため、できるだけ早めに使い切ることをおすすめします。

注意点２　他の入浴剤や備長炭などとの併用は避ける

他の入浴剤と混ぜることや、備長炭などの他の入浴グッズと併用したりすることは避けましょう。

それぞれの特性を損なったり、効果が低下したりする可能性があります。

効果をしっかり実感するために、入浴剤は基本的に単体で使用してくださいね。

注意点３　追いだきにより浴槽や配管などが劣化するリスクがある

入浴剤に使われている成分にもよりますが、追いだきをすることで浴槽内部や、配管などに劣化を招く恐れがあります。

特に硫黄の成分が入っている入浴剤や一部のバスソルトは金属をさびさせるので注意が必要です。

また入浴で使用したお湯には汚れや雑菌が発生しています。

翌日以降に再度沸かして入ることは衛生面を考慮しても避けた方が良いでしょう。

注意点４　浴槽の素材によっては着色の恐れがある

色が付いていたり、濁っていたりするタイプの入溶剤の場合、浴槽に色が付着することがあります。

一般的なものであれば浴槽に色が付いても水洗いで落ちますが、木製や天然大理石などの特定の素材が使用された浴槽で使う場合には色が残ったりシミになったりする可能性があるため注意が必要です。

着色の恐れがある製品には注意書きがされていることが多いので、事前に確認しましょう。

５．入浴剤のおすすめについてのまとめ

入浴剤には温浴効果を高めることができたり、色や香りでリラックスできたりするといったメリットがあり、バスタイムをより充実させることができます。

入浴剤と一口にいってもさまざまな製品がありますが、種類と成分に注目して選ぶことで、ご自身にぴったりのものが見つかりやすくなりますよ。

入浴剤の種類は医薬部外品、浴用化粧料、入浴雑貨の三つです。

体や肌の健康を維持または改善したい方には医薬部外品、美容目的の方には浴用化粧料、お湯の色や香りを楽しみたい方には入浴雑貨がおすすめです。

また炭酸ガス系は疲労回復、酵素系は古い角質を落とすなど、入浴剤に含まれる成分によって期待できる効果が異なるので、ご自身の悩みに合った成分が含まれているかどうかもチェックしましょう。

入浴剤選びで迷う場合には、以下の製品が特におすすめですよ。

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