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ストレスを感じた時の相談先まとめ|心療内科や公的窓口を詳しく紹介

「ストレスが限界」「眠れない」「涙が出る」——そんな状態が続いていませんか? ストレスは、誰にでも起こりうる自然な反応ですが、放置すると心身に深刻な影響を及ぼすことがあります。 そんなときに頼れるのが、医師や専門カウンセラーなどの「専門家」です。

この記事では、ストレスがつらいときに相談すべき専門家の種類や、受診の目安、迷ったときの相談窓口について解説します。 我慢し続ける前に、あなたの心と体を守るための一歩を踏み出しましょう。

つらい場合は専門家に相談しよう

医師と患者

ストレスが改善されずつらい場合には早めに専門家へ相談しましょう。 ストレスが蓄積し心身に不調が現れているようなら、医師などの専門家に相談することで、いち早く解決法や、より良い方法が見つかることがあります。

「こころの病気を診る病院って名前がいろいろあって、どこを受診すれば良いのか分からない……。」 と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

うつ病やPTSDなどのこころの病気をみてもらうのであれば、「精神科」や「精神神経科」の病院にかかりましょう。 またストレスが原因で胃潰瘍など体に症状が現われている場合には、「心療内科」を受診しましょう。

心療内科のなかでもこころの病気を中心に診ている病院もあれば、一部のこころの病気しか診ていない病院もあります。 自分で判断するのが難しい場合には、電話してどのような病気を診ているのか確認してみるのも良いでしょう。

病院に行くのは気が引ける、というかたはまず厚生労働省の「こころの耳」というサイトを訪問してみてはいかがでしょうか?[1] 電話・LINEなどで匿名相談が可能です。

[1] 厚生労働省 「こころの耳」

ストレスについて

ストレスとは外部からの刺激を受けたことによって、心身に生じる反応のことです。 ストレスにはマイナスのものとプラスのものがあり、適度なストレスは生きる活力を与えることもあります。

ストレスを与える刺激のことをストレッサーと呼び、物理的なものから化学的、心理・社会的なものまで、さまざまなものが該当します。 ストレスを受け続けることは、うつ病や喘息(ぜんそく)などの「心身症」を引き起こす原因でもあります。

ストレスと上手に付き合うためにも、ストレスを受けた際に生じるストレスサインを見逃さないようにしましょう。 ストレスをためないようにするには、日常的に良質な睡眠や適度な運動、バランスの取れた食事などを意識することが重要です。 また、全てうまくこなすなど完璧主義的な考え方や過去へのこだわりを捨て、柔軟な考え方やプラスに変える考え方を身に付けるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。 ストレスがつらいと感じたときは、「自分が弱いから」ではありません。 誰にでも限界があり、適切に相談することは回復への第一歩です。

精神科・精神神経科: うつ病・PTSD・不安障害などの「こころの症状」に対応
心療内科: ストレスで胃痛・頭痛・不眠など「体に症状が出ている」場合に適応
公的相談窓口: 電話・LINEなどで匿名相談が可能(厚生労働省「こころの耳」など)

迷ったときは、まず身近な人や医療機関に一言相談してみましょう。 「誰かに話すこと」自体が、ストレス軽減の第一歩になります。

ストレスは「抱え込まない」「気づいたら早めに対処する」ことが何より大切です。 あなたの心と体を守るために、今できる行動から始めましょう。

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